集まれ「オンラインしゃべり場」
令和5年度狭山市行政提案型事業 集まれ「オンラインしゃべり場」
この事業開催にあたり、NPOとしては、子どもたちと「ヤング会議」という名前で、WAKU☆DOKIはっぴー参加者の中学生や高校生、大学生のお兄さん、お姉さん先生と何回か会議を開いて話し合いや、意見交換をしてきました。第1回開催にあたっても、保護者の皆様にご理解いただいて、若者を交えた話し合いができました。感想の抜粋にもありますが、物事に対しての考え方の違いや、感覚の格差など、その時代にある子どもたちの意見を理解して、大人の物事に対する視点や、ネットに関しても子どもたちの意見を取り入れ、安心、安全に使えるマナーは子どもも大人も関係ないと思いました。これからの社会で生きていくためには、必要なものとして、子どもたちの感覚にはあることだと思いました。また、若者の意見に耳を傾ける姿勢の背景には、親のことも両輪として考えなくては不十分であることも、子どもたちとの話の中で気づきました。子どもたちは、何かあったら話を聞いて欲しい、聞いてくれるだけで心が癒される、そこにはネット相談が良いとおもっているという意見でした。これからも、若者と一緒に取り組んでいく事業にしたいと思います。
これからの事業の取り組みとして、子どもたちの実態や、チャットの課題やセキュリティ、チャットの使い方など市民講座も行いますが、チャット、ズーム開設にあたっては、市民スタッフは対面ではなく、ズームでの研修や、コミュニケーション場として、考えていきたいと思います。関心のある方は、ご連絡ください。
参加しての感想
グループ内では「ネットの世界やネット依存を否定的に捉えるだけでなく、ネットが唯一の救いの場になっている人がいるのなら、新たな生活様式の一部としてネットの社会をより豊かに発展させるという発想も重要」という意見が出て、これも自分には及びもつかない発想で、結構衝撃を受けた。
おそらく「集まれオンラインしゃべり場」の取り組みは、紆余曲折しながら進んでいくことになるのだと思うが、非常に意義のあるチャレンジだと考える。そしてその中で、自分も市民スタッフとして少しでもお役に立ちたいと思う次第である。
いずれにしても、子どもや若者の間に「オンラインしゃべり場」が広がって行き、今の生きづらい現実の中で苦しんでいる若者の気持ちが、まずは少しでもラクになれば良いなあと、今日の講座を受講して感じたところである。
今日の初回の講座も理解不足、消化不良の部分があるが、あと3回の講座も何とか食らいついてしっかり学んで行こうと思う・・・ということで、次回も楽しみである。