活動レポート
第2回 市民講座
開催日
令和5年度狭山市行政提案型協働事業
今日の講座の後半は、小中学生がSNSの世界で遭遇した様々な問題事例について、どうすれば解決への道筋を見つけることが出来るかを各班で話し合うグループワークだった。
SNSは社会的な課題を解決するツールとしてのプラスの面と、いじめや犯罪などの問題を生み出すマイナスの面を持っている。やっかいなのは、SNSで起きる問題は、見えない闇の世界で進行するので、解決法を簡単に見い出すことは中々出来ないということだ。だからこそ、今日のグループワークで話し合ったように、具体的な事例を基にしたケースカンファレンスは、若者の声に耳を傾け、悩みや問題の解決策、改善策をいっしょに考える能力を培うために有効な方法だと感じた。
これからオンラインしゃべり場を支えていくために必要な知識や技術は、継続的に学習し身につけて行く必要があるが、まずは心的態度として、悩み苦しんでいる若者が目の前にいたら、「TALKの原則」を意識し、こちらも覚悟を持ってしっかり寄り添い支えていくことに尽きるのだろう。